英語の勉強って、特に初心者の皆さんはそうだと思いますが、先が見えなすぎてゴールが遠すぎてもしかしたら今やってる事全部無駄なんじゃないかとすら思えてきたりして、とにかく辛い時期ってありますよね。
安心して下さい。あなたは英語が喋れるように必ずなります。
そのためには「継続こそが力なり」と言うことを胸に刻みながら、毎日の生活に英語を使ったり勉強したりする時間をできるだけ多くとることが重要です。
続いた試しがない。そんな人でもこの記事を読めば、英語だけでなく継続、習慣化の極意がわかります。
そして、人生がどんどん変わっていくこと間違いなしです。
目次
そもそも習慣って何だろう?
習慣って何ですかね。毎日やること?
毎日ではなくてもいいかもしれませんが、毎日しないとちょっと言い訳作る原因になりそうですよね。
ちなみに僕は、もうここ5年ぐらい英語に触れない日はなかったです。まあ英語でYouTubeとかみてるからそれは卑怯って言われそうですけど。
習慣とは、頻度としてかなり頻繁に行う行為のことで、それも意識的と言うよりかは、無意識で何かの引き金があってほぼ自動的に行う行為のことのような気がします。
例えば歯磨き。歯磨きしない人はいないですよね。まあいるかもしれませんが、それはちょっとごめんなさいここでは割愛させて下さい。
歯磨きって朝起きてまずやることになってる人は睡眠完了が引き金だし、出かける前にする人は朝の支度完了が引き金だし、夜だと、食後すぐ磨く人は食事完了が引き金だし、寝る直前に磨く人は就寝準備完了が引き金だし、これらの完了を合図に「無意識でほぼ自動的に」歯を磨いていると思います。
ではこの歯磨きのように、毎日英語を勉強したらどうなるか?確実に英語が喋れるようになります間違いありません。
習慣化するためのステップ
必ず1つの習慣に絞って始める
意思の力というのは筋肉のようなもので、使えば使うほど消耗も激しくなりついにはもう動けないとなってしまいます。
従って、やる気に満ちてあれもこれもと手をつけるのではなく、例えば単語を覚える時間を毎日取るとか、リスニングを毎日勉強するとか、具体的に1つの項目として習慣化を始めてみて下さい。
そうすれば、ここでせっかくやる気を出して挑戦する習慣化が成功する確率は飛躍的に高まります。
なので一番大切なのは、「何を習慣化するか?」です。
まずは1ヶ月やってみる
習慣を習慣にするにはまずは3週間とか、66日だとかいろんな主張がありますが、それは人それぞれ違ったり習慣化しようとしている項目によっても違います。
なので、シンプルに1ヶ月、習慣化を優先事項にして生活してみて下さい。紙に書くことを甘く見ずに、本当に紙に書いて決意して腹を決めて初日を迎えてみてください。
既にやっている習慣と新しい習慣を結びつける
これは先ほどの歯磨きのところでお話しした通りでもありますが、普段の生活に無意識に潜む習慣(例えば歯磨き)と、新しく習慣化したい項目を結びつけるということです。
具体的には
食後にテレビを見ていてCMになったら必ずスマホのアプリで英語を勉強する
食器を洗いながら付箋に書いた英語の単語を眺めて復習をする
寝る前にリスニングの英語音声を5分だけ聴く
とかそんな感じです。
小さな進歩を大切にする
モチベーションが高まっていて気が大きくなるのは誰しもあることです。ただ冷静になって下さい。今回の目的は、「続けることを成功させること」です。そのためには、小さな小さな勝利を積み重ねていかなくてはなりません。
確かにそれだと自分の英語が進歩するのが遅くなるんじゃないかというのは、それはそれはごもっともなんです。
ただお言葉ですが、小さな成功を積み重ねられない人に、それ以上のボリュームを積み重ねることは決してできません。
もう一度言いますが、今回の目的は「続けることを成功させること」です。
極端に言うと
毎日英単語1つに目を通す
とかでも十分に素晴らしいスタートなわけです。続けられたと言う事実が自分の自信になって次のステップにも進みやすくなるのは間違いありません。
必ず出てくる障害への対処も考えておく
習慣を形成する過程で厄介なのが、いつもとちょっと違う日です。
例えばお酒を飲みに行くとか。旅行をするとか。
毎日続けなくてもいい、仕方がなかったと言うのに最高の言い訳たちのことです。
これは事前に自分で考えられる範囲でルールを決めておけば
周りにも宣言する
ホーソーン効果というのがあって、人は見られている方がちゃんとやるってやつです。
これは皆さん経験ありますよね。自制心のかたまりみたいな人には必要ないんだろうけど、要は周りの家族や友人に、毎日これやることにしたんだ!って宣言すれば、宣言しないよりかちゃんとやるってことです。
ご褒美システムを作る
せっかく習慣化することを学んで英語ペラペラへの夢を叶えようとしているのに、その過程が退屈だと続くものも続きませんよね。
ご褒美のレベルはそれこそ個人の自由ですが、例えばスタンプカードのような楽しみ方、何がどこまで達成できたらご褒美!という感じで楽しみがら習慣化する過程も楽しんで下さい。
楽しく過程を過ごせたら、30日なんてあっという間ですよ。
新たな人格を作り上げる
途方に暮れてしまうようなスケールのデカい偉業も、それを達成するためのステップを細切れにしてただ粛々と一つずつこなしていくだけなのとか、知らないですよね。
やっぱり大きなことをすることが大きな成果につながるんだと、何も経験のない頃ってそういう幻想を信じているんです。
アリストテレス は言いました。
人は習慣によってつくられる。優れた結果は一時的な行動ではなく、習慣から生まれる。と。
つまり、あなたとは何か?あなたとは、あなたの持つ習慣の複合体なんです。それぐらい習慣は人格の一端を担っているということです。
「私って○○とかそういうのをするのが好きですね」の○○の中には習慣が入るのですが、こうやって宣言することで、いつしか自分がその宣言する習慣に見合った人格を形成していくという逆向きの働きもあります。
まとめ
リバウンドを制す者がバスケを制す。習慣を制す者が人生を制す。
これは間違い無いです。
今回は英語の勉強を習慣化するためでしたが、これで習慣化をすること自体を経験できれば、結構無敵になれますよ。