初心者の皆さんには耳が痛くなる話だと思いますが、「自分のことほど見えていない」という観点から反面教師としてしてもらえたらと思います。
日本にいるし英語を話す機会がない
嘘です。最近だと訪日外国人の数はうなぎ上りです。都市圏なら毎日のように国際交流が行われています。地方在住でも今や1レッスン数百円と言う安さでオンライン英会話を受けることもできます。
道端で外国人に話しかけるって勇気のいることだと思いますか?それは幻想です。
確かに日本で知らない日本人に話しかけると言うのはある意味普通ではないですが(それでも話しかけ方次第では相手の反応も全く変わりますが)、海外の人はそう言うのに寛容です。
僕も海外に住み始めた頃は道端で何度も可愛い女の子に急にhiって笑顔で声をかけられて、「うわーあの子絶対俺のこと好きなんだ」と勘違いを極めたものです。しかも考えてみてください。
自分が旅行先で異性同性構わず話しかけられたらと。きっと悪い気はしないですしむしろ思い出に残りますよね。
国際交流パーティーやランゲージエクスチェンジは、都市圏なら文字通り毎日開催されています。インプット(勉強)とアウトプット(実際に話すこと)はバランスが大事です。
僕も今でも気が向けばよく出かけていますよ。
特にオンライン英会話は本当に毎日やってみてください。人生が変わります。
このブログでは何度もお伝えしていますが、「継続こそが力なり」「いかに多くの時間、自分を英語に浸すことができるか」の2点でしょう英語習得の本質は。
時間がない
嘘です。これを言い訳にする人ほど無駄なことをしている時間が多いことに気付けていないタイプの場合が多いと言う皮肉な現実。
確かに、例えば家族がいて子供もいて会社はブラック企業でおまけに両親の介護もあってしかもペットも飼っていてとかになっていると確かに英語学習に充てられる時間は人より少なくなりますが、それでもあなたが本気なら、英語で人生を変えてやると心から思っているなら「時間がない」と言う言い訳は出てこないはずです。
毎日数分だけでも時間を見つけることができます。
朝弱い人は早く寝てください。
すごくシンプルなことを言いましたが、これは本当にわかっているようで全くわかっていなかった真理でした。
昔は遅刻の神だった僕は今や毎朝5時に起きてちゃんと朝のルーティーンをこなしてそして遅刻ゼロになっていますから。
お金がない
嘘です。いや本当かもしれませんが、お金がなくても英語は勉強できますね。
少なくともこのページを見ているなら、インターネットにはアクセスできるわけですから、無料の英語勉強サイトやポッドキャストやYouTubeやもう英語の勉強道具しかありません。
お金がないと言い訳が浮かぶ方は、自分の理想とする英語レベルと現実のギャップにさいなまれていて、そのストレスを何とかして言い訳して自分を守ろうとしているのかもしれませんよ。
大丈夫です。みんな通る道です。
シャイだから仕方ない。何話せばいいのかわからない
嘘です。シャイなのは本当かもしれませんが、外国人でシャイな人もいますよ。シャイという言葉は結構逃げ道として働いている気がします。
わかりますよ!気持ちはわかるからこそお伝えしたいのは、シャイなのであれば事前準備を人よりして英語のアウトプットの場にのぞんでみたらいかがでしょう。
自己紹介は日本語では卒なくできるはずですから、それを英語に変換して、覚える。
よし、自己紹介は覚えたから今度は自分の興味のあるこのジャンルの話題を一つだけ自分で自発的に話せるように文章を作って覚えておこう。
この作業をしてみると気付きます。あ、シャイだの何話せばいいかわからないだの、ただの自分の怠慢だったのか、と。
会話の内容が全部ちゃんと意味が理解できない
これは本当でしょうね。ただだからと言って英語を話す場を恐れていては勿体無いです。
すごく辛いステージがあるのも確かです。
会話の内容が何もわからないステージ
ちょっとはわかるけどまだ半分以下のステージ
結構わかるけどまだ全部ではないステージ
ほぼ全部わかるステージ
完璧にわかるステージ
この中でもちょっとはわかるけど半分以下しか理解できないのステージではやっぱり英会話が怖くなって当たり前です。だって反応できないんですから。
でもそれでアウトプットを中止するのは勿体無いので、このステージではインタビュアーに徹してみるのはどうでしょうか?
基本的に質問をして相手に話してもらう。
質問なら浮かぶでしょうし、相手が話すことのリスニングにもなります。それを継続していれば、結構わかるステージにいつの間にか到達していますよ!
年齢的に難しい
これは大嘘です。厳密には確かに新品のスポンジの方が水を含んだスポンジより吸水率は高いんですが、これも言い訳にしかなりません。
この場合、大事なのは目的意識でしょう。
年齢も重ねてただ漠然と英語でもやってみようかではちょっと足りない気がします。
英語を習得して何をどうしたいのか、そこまでビジョンを明確にして、英会話のアウトプットの場では年齢も関係なく初学者だから教えてください!ぐらいのスタンスにちゃんと自分をもう一度持ってこれるかどうか。
これは本当に大事なことです。
年齢を重ねれば重ねるほどこびりついたプライドのようなものが成長を阻害しちゃうことは良くありますよね。
英語の場合も同じだと思います。
まとめ
これらの言い訳は、はっきり言ってすごく気持ちはわかるんです。
僕もそうでしたから。
人間みんな自分が可愛いですから保身に走るように設計されています。
でもだからこそちゃんと自分を客観的に見つめることができた人から、英語の成長スピードが上がっていくのもまた、みんな条件は同じと言えるでしょう。