英語のリスニングって初心者の頃だとはっきり言って何言ってるかわからなかったりしますよね。
でも大丈夫です。
最初はみんなそうですし、この記事を見てくれたのなら、自分に一番合ったリスニング上達のコツをつかんで急激にリスニングスキルが成長して自分でも驚く事になるでしょう。
リスニングという一つの問題に、一つの答えがあるわけではありません。
それぞれのレベルや得意不得意等いろんな条件が複雑に絡み合ってその人の現状を作り出しています。
そして、答えはみんなそれぞれ違うのです。
今回は、そんなリスニング全然聞き取れないやという人のために、7つコツをご紹介しますね。
それでは、はりきってどうぞ!
目次
リスニング時も能動的に。受動的になるにはまだ早い
日本語で話しを聞くときのことをちょっと考えてみてください。
親身になって話を聞いて理解してあげようという聞き方と
文字通りただ聞くだけ、理解に努めるわけではないような聞き方と
大きく分けて2種類あります。
前者が能動的なリスニングで、後者は受動的なリスニングです。
英語においては、僕たちはまだリスニング時に受動的になる資格がありません。
なぜなら、受動的になったらすぐ話の内容を見失うからです。
それもそうですよね母国語ではないんですから余裕がありません。
ではどうしたらリスニング時に受動的になれるのか?
「よし聞くぞ!」と心の中でスイッチを切り替えることです。
そして話される英語に全身全霊を傾けて聞きます。
大げさに聞こえるかもしれませんが、最初はこのぐらいでちょうどいいぐらいですよ。
これは、英会話の中のリスニングだけではなくて、普段の英語のリスニング全てに言える事柄です。
例えば、同じインターネット動画の英語音声を能動的に理解しようと集中して聞くのと、ただ聞き流すのでは全く聞き取れる割合が変わって来ますし、英語力という観点からみると、受動的だと成長に繋がらない場合だってあるのです。
せっかく英語学習に時間を割くならそんな無駄な時間を過ごしたくないですよね。
でも、やっぱりやっちゃう人は多いんですよね。
「英語を喋りたい」と「楽をしたい」が両立可能だと思っている人がなんと多いことか。
不可能です。
不可能な前提で今後の英語学習全てを進めて行くことをおすすめします。
それが一番効率がいいんです。
英語と日本語ダブルで字幕を出して映像を見る
同時字幕で英語学習をするとただひたすらはかどります。
え、何て言った?聞き取れなかった!な時に答えの英語とその意味が同時に表示されているわけですから。
しかもそもそも映画とかドラマを見ているわけで、苦じゃないですし、物語になっているからこそ、記憶にも定着しやすいってわけです。
ウェブブラウザがGoogle Chromeなら、「Netflix同時字幕で英語学習」という拡張機能がおすすめです。
というか、この機能のためにGoogle Chromeをインストールするべきです。
イメージはこんな感じ。
基本的には英語音声で英語字幕を見て作品の映像と結びつけていく要領で、
あれ今の単語なんだ?とか
今の言い回しどういう意味だ?
ってなったらサクッと日本語訳を見て即英語字幕に戻る。
これなら自分の好きな海外ドラマと組み合わせて楽しめるので、続きそうですよね。
ESLのリスニングゲームを活用する
ESLとは、English as the Second Languageの略で、英語が母国語じゃないけど英語を学ぶ人たちのことを指します。
海外ドラマでもネイティブの音声だとちょっとまだ自分には早いなーという人にはこちらがおすすめです。
例えば極端な話、
https://www.eslkidslab.com/listening/
こう言った子供向けのサイトから始めて見るのもいいかもしれません。
聞き取りやすい英語から入って、徐々に耳を慣らしていきましょう。
分からなかった単語の意味を文脈から想像する
この方法も今の英語レベルによってやり方が違ってきます。
例えば
初級
初心者で中学校で習った単語もそんなに分からないとなると、この方法は使えません。
まずは語彙力を上げましょう。
中級
簡単な日常会話なら問題なくなってきたレベルとなると、キーワードをピックアップする事に集中してみてください。
どうしても「言ってる事全部を理解しないと」という強迫観念がこのレベルの時は誰しもあるので、そうじゃなくてもいいんだ!って解放されることが次のステップです。
聞こえてくる英語の中でも、強調されている部分、つまり相手が伝えたい部分は確実に聞き取るぞという気持ちでリスニングをして見るといいでしょう。
上級
ある程度英語に自信がついてきたものの、まだリスニングでは不安が残るという方は、まさしく前後の単語からわからなかった単語の意味を想像します。
文脈、話の流れがあってその流れの中で、相手の表情や声のトーンと照らし合わせて、恐らく相手が伝えたいことはこういうことだ!と想像するやり方です。
そして、必ず確認します。
確実に聞き取れなかったけど多分こうじゃないかな?っていうのがまとまったら、
You mean that 〜?
と、会話の途中でも相手に確認を取りましょう。
そのカットインする勇気も大切です。
そこでカットインしなかったがために、話の内容を見失ってしまうことも多いですからね最初の頃は。
盗聴する
って書くと人聞き悪いですよね。
ここでの盗聴の意味は、例えば外出先で外国人が英語で話している時、それを集中して聞いてみるって意味です。
映像を見るよりも、何の内容の話なのか情報が圧倒的に少ないのでちょっと難しいかもしれません。
でもだからこそやる価値があります。
会話の内容がどのぐらいわかるか?
何について話しているのか?
チャレンジしてみてください。
いろんなアクセントの英語に触れる
日本語でも、北海道から沖縄までいろんな方言がありますし、それがじーちゃんばーちゃんの世代になると、かなり外国語ですよね。
英語も同じで、その違いの規模はもっと大きく、例えばイギリスとアメリカの英語は聞こえ方が全然違いますし、日本人もジャパニーズイングリッシュと言われますよね。
母国語の影響が発音に出てくるのが訛りとなっている印象です。
そして、周りにそんないろんな国籍の人いないよという人も大丈夫です!
YouTubeで「(国名) vlog」と検索してみてください。
いろんな国のアクセントを聞くことができますよ。
最重要: 全て完璧に聞き取れるようにはならない
例え元々英語のセンス抜群で、すごく努力をして勉強もして、海外生活も経験して、満足いくレベルまで英語を話せるようになったとしても、
どんな相手でも100%一言一句漏らさずに聞き取れるという人はいません。
これを聞くと少しホッとしませんか?
僕はそうでした。
やっぱりリスニングがままならない時って、謎に全単語聞き取れないとダメみたいに思ってる人って多いんです。
そんなことはなくて、少しづつ少しづつ聞き取れる英単語が多くなれば、頭の中でその単語を英語のままならべてイメージを描く作業を勝手にしてくれるようになります。
それが英語脳が出来上がった状態です。
一番大事なのはリラックス。
平常心で英語で会話をする。
ここまで行けば、普通に「えごめん、今のわかんなかったんだけどどういう意味?」って聞けますからね。
あまりにもそれが多いと相手を疲れさせてしまいますから、そこは自分が努力して一定水準まで持っていかなくてはなりません。
ただ、完璧を目指さなくてもいいということを知れた今、
思ってたよりも、その平常心モード突入はそんなに遠くないということがわかるはずです。
まとめ
いかがでしたか?
リスニングのコツをご紹介しました。
これだけは間違いなく言えるのは、
リスニングの上達イコール人間関係の深みが深くなる
ということです。
せっかく英語に挑戦するんだから一生の友達と言える人や恋人を見つけたいものですよね。
これからも、英語学習に役立つ情報を発信していきますので、皆さんも一緒に頑張っていきましょう。